みなさんこんにちは!
今回はストラトキャスターのご紹介です!
目次
フェンダー ストラトキャスターの歴史
最早、エレキギターの代名詞と呼ばれるストラトキャスターは
1954年にフェンダー社の社長 レオ・フェンダーを中心に開発されたギターです。
ストラトキャスターは同社にあるテレキャスターを発展させたものでした。
今でこそ、ストラトキャスターはエレキギターの中で不動の存在ではありますが、
発売当初から人気があった訳ではなく、 1960年代半ばには製造中止も検討されていたようです。
フェンダー社はアリゾナ州に本社を置いていますが、製造工場はカルフォルニア州にあります。
元々、ストラトキャスターはサーフミュージックの為に開発されたギターだと聞いたことがありますが、
ストラトキャスターの人気を不動のものとしたのはやはり、
ジミ・ヘンドリックスの影響が大きいという見解がされています。
1966年にジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスがデビューし、
大音量でマーシャルのアンプで歪ませた音はそれまでの ストラトキャスターでは
考えられない使い方だったのです。
レスポールでは出せないシンクロナイズド・トレモロによる演奏は当時では画期的で衝撃的なものでした。
歴史上、ギターはミュージシャンが演奏することにより初めてそのポテンシャルが引き出されるのですから、
ジミ・ヘンドリックスの登場はギター史に於けるレジェンドになったわけです。
その後ストラトキャスターは数多くのミュージシャンによって広められ、
現在の不動の地位を確立致しました。
ストラトキャスターのスペックについて
ストラトキャスターの特徴として、ボディにダブルカッタウェイと呼ばれる
角の様な形状はインパクトあります。
見た目だけではなく、演奏面に於いてもハイポジションが非常に弾きやすくなっています。
3シングルピックアップはストラトキャスターのサウンドを決めるのに重要な役割があり、
「フロント」、「センター」、「リア」をセレクターで切り替えます。
特徴的なのは「ハーフトーン」と呼ばれるもので「フロント+センター」、
「センター+リア」の ピックアップをチョイスしたサウンドは非常に繊細で煌びやかなトーンになります。
正にストラトキャスターならではの音色です。
ヘッドの計上は年代によって異なり「スモールヘッド」と「ラージヘッド」に大きくは分れます。
元々はスモールヘッドでしたが、1965年にCBSに買収されてからはヘッド形状が大きくなり
ラージヘッドとなりデラックス感が出ています。
ブリッジに付いている「シンクロナイズド・トレモロステム」はブリッジから
アームと呼ばれる持ち手を操作することにより、
音程を激しくアップ、ダウンさせることが可能でジミ・ヘンドリックスもこのアームを使い、
1969年歴史的に有名な大規模野外音楽フェスティバル 「ウッドストック」で印象的なプレイを聴かせ、
後世に語り継がれています。
ストラトキャスター高価買取モデル
FENDER USA American Vintage 65 Stratocaster (2013~) 買取価格(美品)12万円
通称「ヴィンスト」と呼ばれる30年以上続くシリーズでヴィンテージの中で
人気のある年代を復刻したモデルです。
スモールヘッドとラージヘッドの過渡期でこちらはスモールヘッド仕様。
65年のモデルはネックが厚みのあるCシェイプに、
ヘッドのロゴが「トラジション・ロゴ」で 太い金文字に黒い縁取りがモダンな印象を与えています。
ネックのポジションマークが大き目のパール・ドットや11点留めの3層ピックガードはこの年代の特徴です。
ギターを高く売るには
購入当時の保証書やケース、アームなど付属品は揃っている方が高価買取となります。
ストラトキャスターの場合、アームを使用しない方にとって紛失している場合があり
付属品欠品ということがあります。
査定でお持込みの際は付属品をご確認の上、お持ち込み下さいませ。
ギターはコンディションが命ですから 日々のメンテナンスが重要となります。
フレットのくすみを金属磨きで磨き、ギターポリッシュなどで汚れを落としなどしておくと
査定の際の印象もアップ致します。