こんにちは、本日はドイツ生まれ、マイセンの食器についてご紹介していきます!
マイセンについて
みなさん、マイセンの食器を見た事、使用した事はありますか。
私の自宅には、マイセンの食器、残念ながらございません!!
デパートで拝見した事はあるのですが、デザインや形がとても凝っていて、1つ1つの食器に職人の心が表れているような繊細さがあり、とても高級感が漂う洋食器!という印象があります。
そんなマイセンですが、生まれはドイツ、今から300年前(日本でいう江戸時代にあたります)
独自の技法でヨーロッパ初の硬質磁器を生みだしたマイセン!
西洋が東洋の磁器に憧れて開発されたようですが、その時の東洋の磁器というのは今でも日本を代表している有名な伊万里焼なんです!
さすが伊万里焼!!日本人として大変誇りに思います。
硬質磁器と出てきましたが、硬質磁器って何?って思いませんか。
原料は長石を主としており、900度で焼き、焼いた物にケイ酸塩化合物をかけて、さらに1400度で焼き上げた磁器の事を言います。
ケイ酸塩化合物は加熱する事で、ガラス質になり空気や水を通すのを防いだり、耐食性や強度を与え、器に美しい光沢を与えるそうです。
天才的な化合物ですね!!
マイセンのロゴ(窯印)について
どんなブランドでもロゴってありますよね。今度はマイセンのロゴについて少しお話いたします。
マイセンというと双剣のロゴマークが思い浮かびますが、独自の技法でヨーロッパ初の硬質磁器を生みだしたマイセンだった事もあり、創業当時はライバルもいなかったため、窯印(かまじるし)とよばれるロゴマークもありませんでしたが、マイセンに続けと徐々にライバルも出始め、作品に窯印を入れてマイセンのオリジナル作品だとわかるようにしたそうです。
1720年頃から食器に窯印を入れるようになり、1720年頃は「鞭」や「杖」のような窯印やアウグスト強王のシンボルとも言われていた「AR」という文字も窯印として使用されておりましたが、こちらはアウグスト強王が使用する作品にのみ使用することが許可され、それ以外に使用することは禁止されていました。
300年前の窯印ですので、現在ではほとんど見ることのできない希少なものだそうです。
1730年頃になると、現在でも使用されている交差する剣、双剣マークが主流の刻印となってきました。
双剣はアウグスト強王の紋章から取り入れられ、双剣マークが少しずつマイセンの窯印として広まっていくようになります。
そして、1731年に正式に双剣マークを窯印に使用することが決まり現在に至ります。
双剣マークも1731年から現在まで同じマークが使用されていた訳ではなく、ローマ数字が刻印されている双剣マークだったり、にじんでいる双剣マーク、形が崩れている双剣マークが描かれている時代や剣先にドットが描かれている時代、第二次世界大戦以降は世界平和という意味を込めて製作された刻印など、その時代に合わせて色々な双剣マークの窯印が描かれていいたそうです。
5桁の数字の刻印について
マイセンに代表されるティーカップやソーサーですが、実はこれらには双剣マークの他に5桁の数字が刻印されているのはご存知でしょうか。
ワンダープライスでもお買取りをさせていただいておりますので、ご紹介いたします。
こちらはティーカップになります。
ティーカップの裏側が映っている画像をよく見てみると左上に5桁の数字が刻印されているが確認できますね!
カップには:29623 の刻印が!!
こちらはソーサーになります。
ソーサーの裏側が映っている画像をよく見てみると右側にソーサーには:29613の刻印が!!
こちらは「波の戯れ」というシリーズになりますが、その他のカップやソーサーにもシリアルのような刻印がされているようです。
是非持っている方、裏側の数字をチェックをしてみて下さい。
商品紹介とまとめ
マイセンにはティーカップ、お皿の定番品など全てあわせると、創業当初から今に至るまで、約23万種類の作品があります。
お皿は、食事で使用するものの他にもイヤープレート、干支プレート、メモリアルプレートなど
さまざまな種類があり、インテリアに最適な花瓶や人形、ファッションではペンダントやスカーフ、ネクタイなどの展開もございます。
ワンダープライスでは、マイセンの食器はもちろん、マイセンのインテリア商品、アパレルもお買取りをさせていただいております。
近くにお店がない場合でも、宅配キットに入れて送っていただく宅配買取やスタッフが自宅へお伺いする出張買取のサービスもございます。
ご自宅に眠っているマイセン探してみませんか。
査定はもちろん無料です。意外な物に値がつく事も多々ございます!!
是非、この機会に、ワンダープライスに足をお運び下さいませ!
いつも笑顔でお待ちしております!!