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メキシコ ペソ金貨
メキシコ ペソ金貨とは
ペソとはメキシコで使われている貨幣単位で、メキシコシティ造幣局が発行しています。
日本でも馴染みが深く流通の多い金貨のひとつです。
純金37.5gを含有しておりますがこれはちょうど10匁(もんめ)に当たり、
投資・退蔵用の金貨として国内でも親しまれてきました。
大型の50ペソ金貨(勝利の女神)は1921年に独立100年記念として発行されましたが、その後も発行が続きました。
継続的に鋳造していたわけではないものの、大量の再鋳貨を何度か行なっているため、年号にバラ付きが見られます。
もっとも新しいものは、1972年に発行されました。
デザインと特徴
50ペソ :41.6g
20ペソ :16.6g
10ペソ :8.3g
5ペソ :4.1g
2.5ペソ :2.0g
2ペソ :1.6g
50ペソ金貨は1921年、独立100周年記念に発行され、表には独立記念塔の彫刻でもある勝利の女神、裏にはイーグルが描かれています。
20ペソ金貨は、インカ帝国の暦石とイーグル、
10ペソ、5ペソ、2.5ペソはメキシコ独立運動の主導者であるミゲル・イダルゴの肖像とイーグル、
2ペソ金貨は「DOS PESOS」(2ペソ)の文字とイーグルがそれぞれ刻まれています。
フランス フラン金貨
フランス フラン金貨とは
フラン金貨も純度がK21.6、90%の金が使用されています。
フランスは歴史上でも古くから金が好まれており、国で大量に発行された20フラン金貨を中心に退蔵されています。
デザインと特徴
100フラン :32.2g
50フラン :16.1g
40フラン :12.9g
20フラン :6.4g
10フラン :3.2g
5フラン :1.6g
年代でデザインは異なります。
20フランでは、ルイ18世やルイ・フィリップ、ナポレオン1世、セレス、ナポレオン3世(無冠)(月桂冠)、
エンゼル、ルースター(マリアンヌ)金貨などがあります。
また、ルースター(マリアンヌ)金貨は1907年から1914年銘で、政府が後から製造(再鋳)したものがあります。
こちらは再鋳貨(リストライク貨)と呼ばれます。
その他のK21.6金貨
メキシコ・リベルタード金貨
1981年より発行されている金貨で、翌年には銀貨も発行されるようになりました。
表にはメキシコ市の独立記念碑から取られた天使(勝利の翼を広げる女神)、その背景には市郊外にそびえるイスタシワトルとポポカテペトルという2つの火山が描かれています。
そして裏面はメキシコ史に出てくる10種の紋章で現在の国家紋章を取り囲んだ図柄です。
ロシア・100ルーブル金貨 ロシア・10チェルボーネ金貨
ロシアからは、ソビエト連邦時代にモスクワオリンピックを記念した100ルーブル金貨が6種類と、1975年以降に10ルーブルのチェルボーネ金貨が発行されました。
パナマ・バルボア金貨
新大陸征服者のひとりで、1513年にパナマ地峡を横断し太平洋岸に出たスペインの探検家が、バスコ・バルボアです。
バルボアはパナマの通貨単位にもなっています。
そのバルボア公の生誕500年を記念した金貨で1975年から1977年の3年間発行されています。
1978年以降もデザインを変えてテーマの異なる記念金貨が発行されました。
その他
ジャマイカ・ドル金貨
オーストリア・コロナ金貨
ハンガリー・コロナ金貨
チリ・女神 ペソ金貨
などもございます。
まとめ
さて、コイン及び金貨について、数回にわたってご紹介いたしました。
金貨は、同じ銘柄でも年代でデザインが異なるなど、発行された国によって豊富な種類や特色をもっています。
どの金貨にも発行している国にまつわる、長い歴史や多くの由来があります。
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