【金・プラチナ：久喜アリオ鷲宮店】お買取り参考例　K18　ネックレス、リング

「見るとね、思い出しちゃうんですよ」
　

そう言って、K18のネックレスとリングを差し出されたのは、年配の女性のお客様でした。
声に感情を強く乗せることはなく、どこか淡々としていて、けれど、その仕草のひとつひとつに、深い時間が宿っているように感じられました。
　

お持ちいただいた品は、お母様のものだそうです。
いつからか、家にあることはわかっていた。けれど、ずっと、そのままにしていた。そんなふうに話してくださいました。
　

「母がつけてたのを、よく覚えてるんです。」
　

懐かしむというより、淡々と、それでいて丁寧に、お母様のことを語ってくださる姿が印象的でした。
人は、大切な人の話をするとき、こんなふうになるのかもしれません。
　

遺品整理、という言葉を使うには、少し時間が経ちすぎているのかもしれません。
でも、「そろそろいいかなと思って」とおっしゃったその一言に、きっと何か心の変化があったのだと思います。
　

査定を終えてお伝えすると、お客様は軽くうなずいて、「なんだかスッキリしました」とだけ、静かに言われました。
　

手放すというのは、忘れることではない。
むしろ、しまい込んでいた思い出を、そっと整理していくことなのかもしれません。
　

ワンダープライス久喜アリオ鷲宮は、思い出とともにある品、ていねいにお買取りします。
K18ネックレスやリングなど、金製品は1点からでもお買取りしております。
ご実家の整理や、ふとしたタイミングで思い立ったときも、お気軽にご相談ください。
私たちは、品物の奥にある時間や気持ちに寄り添いながら、誠実に査定いたします。