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【ジュエリー】ルビーの魅力

2018.05.30

ルビーの魅力

今回は「ルビーの魅力」についてお話させていただきたいと思います。

ルビーもよくお買取りさせていただく宝石の1つです。

色味によってお買取り価格も異なりますので、是非ご参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

ルビーはなぜ赤いのか? - 色の原因を探る。

 

 

ルビーは古代の人々にとっても畏敬の念を抱かずにはいられない宝石でした。

赤色石といえば、ルビー。

 

誕生石の中でも、最も高貴な石として、珍重せれていたと文献にも記されています。

日本でも、1960年頃までは、赤色宝石は、すべてルビーとして販売されていました。

ルビー【Ruby】は、コランダムの中で酸化クロムに起因する赤色の変種をルビーと呼ぶ。

彩度が高い最も美しい赤色は、【ピジョン・ブラッド(鳩血色)Pigeon blood】と称され、非常に高価とされています。

ルビーの中にはクロム以外に微量の酸化鉄、酸化チタンが含まれ、酸化鉄の含有量が増えるに従い黒味が 増し、

また酸化チタンの含有量が増えると紫味が強くなる傾向があります。

 

 

色や産地によって価格と価値が決まる?

 

産地が特定されていた1980年頃までは、色調で産地が決められ、 さらに産地が価格までも左右したこともありました。

マダガスカル、モザンビークなど、元々の産地であるビルマ、タイ、スリランカ以外でも、

地質環境が同じであれば、相互に類似特徴を示すルビーが産出することが解ってきました。

 

よって今日では色調や見た目の特徴だけで安易に産地限定はできなくなっています。

 

またルビーの色の範囲も、オレンジィレッド~パープリッシュレッドまでGIAでは認定しているので、

新しいルビーの産地も次々と報告されています。  

 

 

ビルマ産ルビー

 

ビルマ(ミャンマー)のモゴック鉱山では、15世紀から採掘が始まり、それ以来、主要な産地となりました。

ビルマ産ルビーは、クロムの含有率が高めであるため、赤みがかったピンク色〜深紅の美しい色味がでます。

 

ルビーのなかで、もっとも価値が高く美しいと言われている色は、ピジョン・ブラッド(pigeon blood=鳩血色)と呼ばれます。

ピジョン・ブラッドのルビーは珍しいのですが、そのなかでも、加熱処理をしていないルビーは、 非加熱ルビー(ノンヒート)といわれ、

非常に希少価値が高く、高値で取引されます。

モゴック鉱山以外だと、近年、マンシュー鉱山という産地からもルビーが採掘されており、

こちらのルビーも、モゴック鉱山のものと同様、綺麗ですが、価格はやや低めです。

 

 

タイ産ルビー

 

タイ国のバンコクは、ルビーの研磨地と取引の中心地として有名ですが、

ビルマの政変によりビルマ産ルビーが激減したのを契機に、加熱による黒味を除く技術が向上したため、

タイ産ルビーは飛躍的にシェアを高めました。

 

タイ産のルビーは、ビルマ産のルビーと比べると、やや色が暗く、鮮やかさに欠けると言われています。

タイ産のルビーの色は、ビーフブラッド(beef blood)とよばれており、ピジョン・ブラッドに比べて やや暗い色合いを表現しています。

この色の違いは、産地の違いによるクロムの含有率によります。

ですが、タイ産ルビーの中にも、ビルマ産地ルビーと同じくらい美しい色味のルビーもあります。

 

タイ産のルビーは、暗めの赤色や、パープルがかった赤色が多いです。

レッド系かパープル系かに関わらず、タイ産ルビーは、色の深みに欠けるものが多いのですが、

ビルマ産ルビーよりは手頃な価格で入手しやすいため、市場価値にこだわらず、

自分のお気に入りの色を探すのも良いかと思います。

 

世界のルビーのなかで、タイ産のしめる割合は8割にもなると言われており、

ビルマ産ルビーが減っている今、 タイ産ルビーの流通量は豊富です。

 

 

ルビーを高く売るコツ

 

 

ルビーの品質、価値の基準をご紹介します。産地の説明にもでてきましたが、

【色】に関しては、明度6、彩度6、のオレンジ味がなく、パープル味もない、 色相はストレートの赤、

【マンセルの色相基準】をGIAでは、ルビーのファインカラーと認定しています。

 

【内包物】はインクルージョンと呼ばれ天然鉱物には付き物ですが、 無いものほど透明度が高く美しいため価値があります。

また、インクルージョンがなければ光の反射が良く、より美しく輝きます。

 

その他、宝石全般に言えることですが大きいもの、キズのないものほど価値があると言えます。

また、鑑別書、原産地証明書、またはソーティングメモなどの付属品があれば、必ず一緒にお持ちください。

高額査定をお出しする為の、大変有利な条件となります。

 

ルビーはダイヤモンドに次いで硬い宝石ですので、査定の前に、中性洗剤を薄めた液に浸して 柔らかいブラシで優しくこすると、

本来の輝きを取り戻すことができますので、 より綺麗な状態でお持込頂ければ、最初の見た目の評価も高くなりますのでお薦め致します。

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