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【ジュエリー】ダイヤモンドの輝きの秘密

2018.05.28

ダイヤモンドの輝きの秘密

ジュエリーの中でも一番人気のダイヤモンド。

お買取りでもたくさん見せていただく機会がございます。

本日は、そんな世界中の人を虜にするダイヤモンドの「美しさ」についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリリアントカットの歴史

 

宝石の中で一番人気のあるのは、今も昔もダイヤモンドであることには変わりはないと思いますが、

ダイヤモンドを研磨の始まりは1400年代の初めとされています。

 

次に1500年頃からローズカットが始まりました。

その後パリを中心に様々な先人達が試行錯誤を繰り返し、

18世紀には、いまでもアンティークの分野では 大人気オールド・イングリッシュ・カットが誕生。

 

1900年頃に、カットの機械化が飛躍的に発達し、

1919年にベルギー人の数学者である、マルセル・トルコフスキー氏が、ダイヤモンドのあらゆる光学特性を考慮した、

現代も主流のカットである、ラウンド・ブリリアント・カット【別名、アイディアル・カット】発明

理想の輝きのダイヤモンド論争に、一応終止符がうたれました。

 

 

なぜダイヤモンドは輝くのか

 

 

 

古代、人間がダイヤモンドに価値を見出したのは、その類まれな【硬さ】でしたが、

その後ダイヤモンドのもつ、その驚異的な、屈折率、反射率などの光学特性の気づき、

現代のラウンド・ブリリアント・カットは生まれました。

 

よくみなさんは、ダイヤモンドの価値と価格は 4C【カラット、カラー、クラリティ―、カット】で決まるということは、

ご存じかと思いますが、 確かに、価値と価格だけにスポットを当てれば、そのとおりなのですが、

ダイヤモンドの美しさと輝きは、どこから来るのか?

 

それは、【カット】であり、人間が唯一ダイヤモンドの美しさに関して関与できるのが、カットだけです。

他の3つのCは、ダイヤモンドが生まれた時からすでに決まっているものなのです。

 

ダイヤモンド

 

 

プロポーションの要素

 

ダイヤモンドの光学特性とプロポーション

 

なぜカットが重要なのか、ダイヤモンドの魅力は他の宝石のように色によるものではなく、

光との相互作用による光学的効果によって作り出される。

 

光がダイヤモンドにあたるとき、光の一部は反射し、残りは透過、すなわち入り込む。

どれだけ光が反射、透過するかは光があたる角度によって決まる。

表面に対して90°以外の角度から表面のある点にあたり、石内部へ入る光はすべて屈折する。

可能な限り大きな角度であたる光―石の中に入る得るぎりぎりの光で表面に対してほぼ平行なものは最も屈折が大きい。

 

この最大角度であらゆる方向から同じ光が当たるとすると、石の内部に小さな円錐形が描かれる。

円錐形の側面と法線―表面に対して垂直に引かれた想像上の線―内部の面の角度は臨界角と呼ばれる。

光が石の内部に入ってしまうと、光は臨界角内で石と空気の界面にあたったときのみ外に出られる。

 

これより大きい角度であたると光はすべて石の中に反射して戻る。

このプロセスは全反射と呼ばれている。

ダイヤモンドは光をより大きく曲げて、より小さな臨界角円錐形を作るので光が出られる窓口がより小さい 、

すなわち内部表面が鏡面効果をよく発揮しているのである。

 

従って、カッターは光がクラウンから入り、臨界角より大きな角度でパビリオン面にあたり反射して

クラウン側から出るように石の角度を決める。 パビリオンの角度(深さ%)はブリリアンシーに最も大きな影響を及ぼす。

適切なプロポーションの石では、100%に近い光を全反射できるが、 深すぎる石、浅すぎる石では、光が見ている人に戻ってこないので、輝きが減じる。

 

 

専門的な話になりましたが、要するに、ダイヤモンドの輝きに最も重要なのが、プロポーションであり、

パビリオンの深さで、ほぼ輝きの70%ぐらいは決まってしまうということを、皆様にお伝えしたかったのです。

 

だから、ダイヤモンドの鑑定書をみたら、まずパビリオンの深さが何%かを見てください。

43.1%が理想的で、42~44%の範疇なら一般的にエクセレントカットです。

 

 

ダイヤモンドの結晶構造と輝き

 

 

ダイヤモンド

 

 

ダイヤモンドは基本的には、炭素原子及び微量の不純物(窒素、ホウ素)が強烈に結合したものが一般的ですが、

高い対称性の原子配列を持ち、正八面体や正六面体の原石が産出することが有りますが、

まさにそれはダイヤモンド原石の理想形とも言うべきもので、通称ソーヤブル原石と言われ、結晶構造がより強く、

産出されれば、 純粋なダイヤモンドと珍重され、カッター達はいつもそんな石をカットしたいと望んでいます。

 

ロシア産ダイヤモンドはダイヤモンドバイヤー達の中では、結晶そのものが綺麗だということも言われています。

ロシア産ダイヤは、窒素の不純物がほぼ無い故、輝きが強いという報告も多数あります。

原石の結晶構造に沿った形で研磨できれば、必然的に輝きのあるダイヤモンドルースが出来上がるのです。

 

ちなみに、多くのダイヤモンドを整理分類してみると、おおまかに3分類されることが解かってきました。

1番多いのが、八面体結晶(オクタへドロン)、2番目に多いのが、十二面体結晶(ドデカへドロン)、

3番目に多いのが、六面体結晶(キュービック)。

 

ほとんどの原石が不均等に発達するため、理想的な八面体は極めて稀な産出のため、

そんな石をカットして、ジュエリーになった時には、眩いばかりの輝きを放つにちがいありません。

 

以上、かなり専門的なお話しになってしまいましたが、、

 

当店ではダイヤモンドの買取を強化しております!

古いデザインのジュエリーをお売りいただき、新しいジュエリーとの買い替えにも是非ご利用ください。

 

 

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